婦人科

　女性の一生は、女性ホルモンの変動により小児・思春期、成熟期、更年

期、老年期の４つに分けられます。婦人科領域の病気があると、毎日の生

活がつらいものになります。

　例えば、思春期に月経痛がひどければ、不登校になり学力低下につなが

ります。貧血が生じれば、友達と楽しく遊ぶことが、難しくなります。

成熟期であれば、キャリアアップに影響するでしょう。女性特有の病気で

ある、子宮内膜症、子宮筋腫などがあれば、不妊症との関りが心配になり

ます。更年期症状がひどくなれば、家事や仕事の継続が難しくなり通常の

日常生活は送れなくなります。老年期では、骨盤臓器（子宮、膀胱、直腸

）が重力に従って下降する骨盤臓器脱（いわゆる子宮脱）が出現します。

排尿困難、尿漏れ、それに伴う陰部のただれ、ひどい便秘による腹痛、腰

痛などが出てきます。

　これらの状態は、これまで”月経痛は、ひどくて当然、そんなものよ”

”年だから尿漏れがあっても仕方ないよね”と済まされてきました。治療

により症状の軽減や消失が、可能であることを知られていないのです。

きついな？変だな？と思ったら、まずは検診です。是非、婦人科外来受診

をお勧めします。

　当科では、婦人科領域（内分泌、腫瘍、感染症）の検査、治療を行って

おります。産科に関しては、妊娠確認、胎児心拍確認を行い、その後分娩

を取り扱う施設に紹介いたします。手術は、子宮鏡下手術、膣式、開腹手

術（縦切開、横切開）を行います。後々は、悪性腫瘍手術も考えておりま

す。また、悪性腫瘍の抗癌剤治療をお考えの場合は、ご相談ください。

近くの病院で、体も心も元気にしませんか？心配事のない人生を送りまし

しょう。

専門領域

婦人科腫瘍、ホルモン治療

医師紹介新着情報

医師	資格
坂口　優子	婦人科部長 日本産婦人科学会専門医 オンライン診療研修修了（緊急ピル処方含） 緩和ケア研修会修了医 日本婦人科腫瘍学会 日本女性医学会 日本産婦人科医会 日本周産期・新生児学会 日本思春期学会

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